梅雨。
それは主婦にとって地獄の季節…。
家全体をジメジメとした空気が包み込み、窓の外はどんよりとした灰色の空。
お日さまを浴びることができずに部屋干しされた洗濯物たちから漂うのは、ツーンと不快な「生乾き臭」。
部屋干しした洗濯物から香ってくる、ツーンとした「生乾き臭」のもとは、繁殖した雑菌です。
洗濯物の中にいつまでも水分が残っているせいで、雑菌が増殖してしまい、あの嫌な臭いを発するのです。
つまり、「生乾き臭」から逃れるためには、梅雨時でも濡れた洗濯物をスピーディーに乾かす工夫が必要。
私も長年「生乾き臭」に悩まされてきた主婦の1人ですが、ある強力なアイテムを手に入れたことで、梅雨時の洗濯が憂鬱ではなくなりました!
あれこれ試しては効果がなくてイライラした洗剤選びにも、もう苦しめられません。
私が手に入れた「生乾き臭」撃退アイテムは、『サーキュレーター』
私を「生乾き臭」から救ったアイテム、その名は『サーキュレーター』。
家電量販店などで、目にしたことがあるのではないでしょうか。
サーキュレーターとは、ものすごく簡単に言うと「小型で背が低い強力な扇風機」のようなものです。
濡れた洗濯物に風をガンガン吹き付けることにより、強制的に湿気が取り除かれ、「生乾き臭」を発生させることなく乾かしてくれます。
購入したのは、Amazonの『iimono117(いいものいいな)』という販売店のDCサーキュレーター
私が購入したのは、Amazonで『iimono117』という販売店が出品しているサーキュレーター。
価格 | ¥5,580(2019年11月28日現在) |
送料 | 無料 |
サイズ | 33.5×31.5×28.5(cm) |
製品番号 | cf-dc80 |
重さ | 2.51kg |
販売店 | iimono117 Bandiera |
輸入元 | 株式会社ベルソス |
メーカー | 不明 |
DCサーキュレーターとは、風量の微調整ができて静音、電気代も安くなる「DCモーター」を搭載したサーキュレーターのこと。
3,000円未満のサーキュレーターだと、このDCモーターが搭載されているものはほとんどありません。
DCサーキュレーターのなかでも比較的お安くて、なおかつAmazonのレビューも高いものを選びました。
検証!サーキュレーターで洗濯物は本当に乾くのか!?
1番肝心な「本当に洗濯物が乾くのか」という問題。
実際に洗濯物を部屋干しして検証してみましょう。
我が家では、梅雨時はこんな感じで洗濯物を干しています。
4畳の和室に物干し竿を取り付け、ややスキマを空けながら洗濯物を吊るしたら、サーキュレーターのスイッチをオン!
8段階から選べる風力マックスのに設定。
首の角度はかなり上向きで固定して、首振りモードにすると、風が洗濯物全体に行き渡ります。
(真下から360度回転で風を当てることも可能です。ヌルヌル動きます。)
朝10時に乾燥をスタート。
小さいながらも、かなり強力な風が吹きつけます。
広範囲に首振りするので、洗濯物の隅から隅まで風が行き届いてる感じ。
厚手のパーカーやバスタオルは、果たして何時間で乾くのでしょうか…。
6時間後、洗濯物が乾いた!
乾かし始めてから6時間が経過した、午後4時。
ほとんどの洗濯物がサラサラに乾きました!
厚手の靴下の先端やTシャツの内側も湿ることなく、サラサラです。
唯一完全に乾かなかったのが、厚手の裏起毛パーカー。
フードの裏の部分には風が当たらないので、仕方ないですね。
ここだけドライヤーを当てればすぐに乾きますが、せっかくなので逆さに吊るして30分ほどサーキュレーターの風に当て、完全に乾かしました。
こうして無事に乾いた洗濯物たち。
あの嫌な「生乾き臭」は一切せず、洗剤がほんのり香っています。
ちなみに、部屋干し用の洗剤は使っておらず、普通の柔軟剤入り洗剤(ボー●ド)を使いました(笑)
DCサーキュレーターは、コスパ最強の家電だと思う
今回購入したのは5,000円くらいのサーキュレーターですが、値段以上の価値があると私は思っています。
その理由は、なんといっても用途の多さ。
「洗濯物を乾かす」というのは、あくまでサーキュレーターの機能の一部。
本体の役割は、「部屋の空気をかき混ぜる」ことなのです。
夏は冷房の涼しい空気を体全体に、冬は暖房の暖かい空気を足元に運んでくれるので、1年中活躍してくれます。
さらに、電気代が安いのもサーキュレーターの嬉しいところ。
Amazonのページに「毎日8時間使用しても、1カ月あたりの電気代は13円!」と書いてある通り、毎日のように使っても電気代は特に増えていません。
そういった意味でも、非常にコスパの良い買い物だったな~と思います。
扇風機よりも、断然サーキュレーター!
もしあなたが扇風機とサーキュレーターの2択で迷っているのであれば、断然サーキュレーターをおすすめします。
なぜなら、「かさばって邪魔」という扇風機の最大の弱点が、サーキュレーターにはないからです。
かさばる家電は、少しでも少ない方がいいですよね。
音が静かで、風力が強くて、しかもコンパクトなサーキュレーター。
1年中使えるので、出したりしまったりする必要もありません。
もし今使っているサーキュレーターが壊れても、私は扇風機を買わず、サーキュレーターをリピート買いします。
『iimono117』DCサーキュレーターの「う~ん…」なところ
ここまで、購入したサーキュレーターをベタ褒めしてきましたが、正直「う~ん…」と思うこともあります。
使い始めて2カ月くらいで異音が…
2019年の5月に購入し、9月までは毎日のように使っていましたが、今のところ問題なく稼働しています。
ですが、使い始めて2カ月くらいしたら、首振りでコトコト音が鳴るようになりました。
夜に寝室で使っていてもさほど気にならないくらいの音ですが、「完全に静かな状態がずーっと続く」とは言えませんね。
購入から1年間有効の保証書がついているので、完全に故障してしまったら連絡しようかなと思います。
カバーを取り外すのがけっこう大変
サーキュレーターは背が低く地面に近いので、どうしてもカバーの溝や羽の上にどうしてもホコリがたまりやすいです。
カバーは丸洗い、羽はキッチンペーパーなどでサッと拭けば十分なので、手入れはそれほど大変ではありません。
問題なのは、カバーを外すのがちょっと大変なこと。
プラスドライバーを使わないとカバーを外せず、ズボラな私にはちょっと面倒…。
個人的には月1くらいのお手入れでいいかな~と思います。
どこのメーカーが作っているのか不明
『iimono117』というのは販売店の名前で、製品を作っている会社ではありません。
Amazonのページ、商品本体、取り扱い説明書のすべてに目を通してみましたが、製造会社の名前はどこにも書いていませんでした。
保証書にも、輸入元会社の名前のみが記載されています。
私はあまり気にしないタイプですが、人によっては気になりますよね。
なので、「聞いたことがあるメーカーや販売店から買いたい!」という場合は、おすすめしません。
サーキュレーターの強力な風で、梅雨のイライラも吹き飛ばそう!
検証の結果や長所、短所を総合的に見て、『iimono 117』のDCサーキュレーターは、十分おすすめできる商品だと言えます。
これを機に、長年の宿敵である「生乾き臭」と決着をつけてはいかがでしょうか。
部屋干しされた洗濯物の臭いを嗅いだあなたの家族は、きっとびっくり仰天するはずです。