ゆっくり趣味を楽しんだり、自分を見つめ直すプライベートな時間が欲しい!
でも、時間が足りない!
毎日のんびり暮らしていた、学生の頃に戻りたい…。
社会人になると、なかなか自分の時間が取れないもの。
仕事して、家に帰って用事を済ませていたら、もう寝る時間に…なんてこともよくあります。
日々時間に追われていると、「自分の人生、このままでいいのか?」と不安になりますよね。
そこで、自分の時間を確保するためにおすすめしたいのが、「用事の断捨離」。
日常生活のなかに溢れる不要な用事を捨てて、自分にとって大切なもののために時間を割くという方法です。
この記事では、用事の断捨離のやり方について、詳しく説明します。
まずは「時間を手に入れて何をしたいか」を明確にしておく
時間を手に入れる前に、あなたが「手に入れた時間で何をしたいのか」というゴールを明確にしておきましょう。
せっかく時間を作っても、やることが思いつかなくて手持無沙汰になってしまってはもったいないですよね。
そこで、こんな風に目標を立てましょう。
【平日だったら〇時間、休日だったら〇時間手に入れる!】
【手に入れた時間で、××をする!】
ここで立てる目標は、必ずしも、資格の勉強や転職活動といった「有意義なもの」である必要はありません。
あなたが本当にしたいと思うことを、目標にしましょう。
もちろん、「思いっきりダラダラしたい」といった目標でもOKです。
能動的にダラダラするのと、行けないと思いながらもついダラダラしてしまうのでは、幸福度が大きく変わります。
「思いっきりダラダラする」という夢を自分の力で叶えることによって、日常生活のパフォーマンスが上がったり、自分の本当にしたいことが見えてくることもあるのです。
目標を立てたら、さっそく「用事の断捨離」を始めましょう!
「用事の断捨離」の方法
あなたが「これはやっておかないとな~」と思っている用事、本当に必要な用事ですか?
1つ1つ見つめなおして、いらないものは省略したり捨てて行きましょう。
日常生活の用事を断捨離!
まずは、平日の用事を断捨離していきます。
例)
- 家事(掃除、洗濯、料理など)
- ネットサーフィン、SNS
- スマホゲーム
家事は、工夫次第でいくらでも手抜きできます。
掃除は掃除機を使わずク●ックルワイパーでサッと拭くだけ。
洗濯も、スーツのワイシャツや靴下、下着を1週間分買っておけば、平日にする必要がなくなります。
洗い物だって、面倒なら紙皿や割り箸を使ってしまえばいいのです。
特に料理は、1番手抜きがしやすい分野。
と言っても、毎日スーパーのお惣菜やコンビニ弁当、カップラーメンでは健康に支障を来たします。
健康的に料理の手を抜くコツは、「なるべく調理がいらないものを選ぶこと」。
カット野菜やパックの納豆、豆腐、卵、果物など、そのまま食べられるものを有効に活用しましょう。
「手の込んだ料理や、普段食べられないものは週1日の外食で!」など、割り切ってしまうのも1つの方法です。
特に時間がない朝ごはんにおすすめなのは、プロテインです。
栄養価が高く豆乳で割れば腹持ちもいいですし、シェイカーに入れてグビッとやるだけなので、5分以内で食事が完了します。
ネットサーフィンは、時間を浪費してしまう大きな原因。
特にYoutubeなどの動画は、関連動画が次々紹介されるせいで、ついつい長時間見てしまうのです。
ここから抜け出すためには、「通勤時間やお昼休みだけ!」など、ネットサーフィンができる環境を限定してしまいましょう。
SNSの返信も家に帰るまでに済ませ、帰宅したら調べ物以外はスマホを開かない、というルールを作るのもいいですね。
スマホゲームに関しては、依存度が高いため、いっそ思い切ってアンインストールしていまうのが1番です。
いままで貯めたアイテムや、コツコツ上げたレベルを失えば、憑き物が落ちたようにスッキリかもしれません。
逆に、本当は必要なのに、多くの人が断捨離してしまいがちなのが「睡眠」。
睡眠不足は、万病のもとです。
集中力が下がって1日のパフォーマンスが落ちたり、免疫が下がって風邪をひいてしまったり、長い目で見ると余計に時間を奪われてしまう恐れがあります。
なので、まず確保するべきは睡眠時間です。
必要のない用事を断捨離して睡眠時間に充てることにより、メリハリある生活の土台を作りましょう。
休日のイベントを断捨離!
続いて、休日の用事も断捨離していきます。
例)
- 友人の結婚式
- 飲み会
- 実家への帰省や親戚の集まり
これらの用事に、「行かないと今後の付き合いが気まずくなるから…」と無理して行っているのであれば、行かないという勇気も必要なのではないでしょうか。
友人の結婚を心からおめでたいと思っていれば、喜んで出席できるはずですし、本当に会いたい人がいる飲み会だったら、他の用事をやりくりして参加するのも苦じゃないはずです。
ちょっと厳しい言い方をすると、誘いを断ったせいで不機嫌になったり気まずくなったりするような人とは、今後付き合っていてもあまり意味がありません。
これはSNSなど、オンラインの人間関係にもいえることですが、「なんとなく誰かと繋がっておきたい」という考え方は、多くの時間と気力を浪費します。
「嫌な人だと思われたくない」
「付き合いが悪いと思われたくない」
「せっかく誘ってくれたのに断ったらかわいそう」
こういった感情でイベントに参加するのは、自分の気持ちをないがしろにしているのと同じです。
本当に気にしてあげるべき相手は、自分自身。
相手がどう思うかは置いておいて、「自分にとって価値のあるイベントかどうか」で判断しましょう。
これは私の経験談ですが、友人にとっての「いい人」、両親にとっての「いい子」を辞めたことによって、人生がグッと楽になりました。
もちろん人と会う頻度は減りましたし、周りからは「付き合いの悪い人」「何を考えているのかわからない」と思われているかもしれません。
でも、本当に大切な人とは今でも連絡を取り合い、いい関係を築くことができています。
多少「冷たい人」と思われても、大切にしたいと思える人だけ大切にした方が、ストレスが少ないはずです。
「用事の断捨離」で、自分の本当にしたいことに時間を使おう!
「用心の断捨離」のポイントは、2つ。
- 「なんとなく」は全部捨てる!
- 「孤独」と闘い「自由」を手に入れる
なんとなくやっていることは、大半のことがやらなくてもいいことです。
自分の普段の行動を注意深く観察して、「あれ、これって本当にやる意味ある?」と問いかけてみましょう。
また、自由を手に入れると、ついてくるのが孤独です。
人間は孤独になりたくないから、会いたくもない人と会い、興味のない話題を熱心に聞くフリをし、多くの時間を浪費するのです。
孤独になりたくないがために嫌々やっていることを断捨離するのは勇気がいることですが、自由を手に入れる代償だと割り切るのも、時には必要なのではないでしょうか。
多くの人が、1日の半分近くの時間を、仕事に奪われている現代。
そんななか、「自分が心からしたいと思えることに時間を使う」というのは、この上なく幸せで価値のあることです。
限りある人生、1日1日を大切に、価値ある時間を過ごしていきたいものですね。